補助金制度は活用できていますか?使ってみたいけどよくわからない、どんなことに活用できるのかわからないなどの理由で敬遠してしまっている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は補助金制度を具体的な活用事例とセットで解説していきます。ぜひ補助金制度を上手に活用して事業の成長に役立てていただければと思います。
天神経営では補助金制度の活用相談を承っております。ご興味のある事業者様はお気軽にご相談ください。
補助金制度とは
補助金制度は融資ではないため、後々返す必要はありません。しかし助成金や支援金とは異なり、活用内容を明らかにした上でその内容が事務局に認められた場合のみ補助がおりるため、必ずお金が貰えるというものでは無いので留意してください。
また補助金制度は上記の通り使用する用途が認められた場合のみ採択されるものになっているため、明確な利用目的がない場合は活用できないのも助成金や支援金との違いです。
あわせて気をつけていただきたいのが補助金制度は原則後払いである点です。補助対象として認められた取り組みを実際に実施した後に補助金は振り込まれるため、一時的にではありますが、全ての経費を自己負担する必要があります。
小規模事業者持続化補助金
小規模事業者持続化補助金は広く販路拡大や業務効率化などに活用いただける制度となっております。補助金制度の詳細な申請条件や補助額などについてはこちらの記事で解説しておりますので、あわせてご参考にしてください。
小規模事業者持続化補助金とは?申請方法や申請時のポイントを解説 – 天神経営コラム (tenjinkeiei.co.jp)
活用事例1「チラシ制作」
チラシ制作は販路開拓の取り組みになるので、チラシ制作にかかるデザイン費や印刷費、チラシを配る際の郵送費やポスティング費用などは補助経費として認められた事例があります。
活用事例2「WEB制作費」
ホームページ制作などのWEB制作にかかる費用も補助経費として認められている事例があります。しかし、第8回公募からWEB制作関連の経費については別途補助率・補助上限額が設定されるようになったため活用する際には注意が必要です。
活用事例3「電動工具の購入」
電動工具に限らず新たな機材や設備を導入することで、「今まで受注できなかった案件が受注できるようになる」「新しく取引先を増やすことができる」などの場合には設備導入費用が補助経費として認められた事例があります。
注意点
小規模事業者持続化補助金の採否は公募要項にもとづいて作成された経営計画書で決定します。採択事例がある経費や事例と同様の内容であっても経営計画書の内容に不備があったり、内容が不十分だったりした場合などは採択されない場合があります。
天神経営では申請書類の作成支援も実施しております。ご興味のある事業者様はお気軽にご相談ください。
事業再構築補助金
事業再構築補助金は新型コロナウイルスの影響によって打撃を受けた事業者様を対象に、新規事業や事業転換にかかる費用を補助する制度となっております。補助金制度の詳細な申請条件や補助額などについてはこちらの記事で解説しておりますので、あわせてご参考にしてください。
活用事例「新規事業の開業経費」
事業再構築補助金は新規事業を開始するにあたって必要となる経費に幅広く活用することができます。建物費や広告宣伝費などにも活用することができるため、新しく店舗を建てて宣伝を行うなどといったことにも活用できます。
注意点
事業再構築補助金は新規事業にかかる費用と補助対象が広いため、新しいチャレンジに幅広く活用することができます。しかしこちらも小規模事業者持続化補助金と同様に経営計画書の内容によって採否が判断されるため、新規事業の開業資金であっても採択されない場合もある点にはご注意ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。補助金制度を活用することでリスクを抑えつつ、新しい試みにチャレンジすることができるので、積極的に活用していきたいですね。
天神経営では補助金制度の活用相談や申請のサポートを行っております。お気軽にお問い合わせください。